クマスカ劇場とは
DAOHeavenの運営である クマさん(@cumacuma_cuma)とスカーレット坊や(@scarlett_bouya)がクリエイターコラボレーションプロジェクトを利用して、DAOHeavenの世界観を、界隈の皆さんに知っていただこう!! という思いつきから始まった長期かつ壮大な?物語である
クリエイターコラボレーションについてはこちらの記事を↓
火の国ってどんな国? 暑いの? 特産品とかあるの? どんな神様がいるの? そんな疑問とワクワクにどんどんお答えしていく企画として出来上がりました。
どんな方法でそれをみんなに伝えていくのか
スバリ、追いかけっこします! クマさんがさそりをひたすら追いかけ回します。
ものすごく簡単に言うと
- 年明けにさそりは初詣を4国に行こうと思い立つ
- クマにクリコラからサソリの絵を描く依頼が入る
- クマがスカーレット坊やをモデルに絵を描こうと思い立つ
- スカーレット坊やは身の危険(?)を感じてクマから逃げ回る
- クマはスカーレット坊やをどんどん追いかける
- 追いかけっこの中でもスカーレット坊やは初詣を続けていく
- 初詣の過程で、いろいろな人と出会いながら、Heavenの国々を紹介していく
僕は一体誰と出会って、どんな国に入って、どんな経験をするのか、今から楽しみです!!
などというやりとりをしたり
一度は捕まりながらも必死にもがいて脱出したりしながら、Heaven4国をどんどん回っていきます!
さそりは一体どうなるのか!? 無事に逃げ切れるのか?それとも捕まってしまうのか?
協力していただいた方々とコミュニティ
HamCupDaoのみなさん
ほんてぃさん(@hamuverse27)…
『HamCup』Founder |『HamCup DAO』Founder (5000人超)|2社オーナー経営者|ICL |毎日スペース19:30〜20:30(3ヶ月超)|この毎日スペースとっても有意義、ハムブルやクイズなど、Discord内でロールがもらえるイベントも開催されているが、何よりも人が増え続けているのはスペースの有用性の高さだと僕は思っている。(僕もロールを2つともゲットしました。いいでしょ?笑)
HamCupDaoについてのブログ↓
著者はじゃむまるくん(@jammaru_lab)
最近(2023/02/05現在)のフリーミント祭りの流れに乗ったり、英語での案内をして、DAOの人数を一気に増やすなど、「機を見て敏」を体現しているような存在。自身のフォロワーも11000人を超えており、高校生ながら忍者選挙に参加するなど、NFT界隈における若きインフルエンサー! 気さくで絡みやすく、誰とでも話してくれるし、DAOの中においても、初めてきた人を大切にするなど、細かな気配りもできる!(ホントに高校生ですか!?)
僕にもじゃむまる砲をお願いします(笑)
オズさん(@ozoz97653913)…朝8時半スペース配信中※火水は8時スタート!★HamCup009オーナー★HamCupDaoの通信作成と集計担当
クマスカ劇場に終始お付き合いしてくれた方の一人。感謝に耐えません。くまさんとの連携でさそりを追い詰めるべく22日間いつも絡んでくれました。ありがとうございます。
HamCupDaoにおける「ハムカップ通信」をあこさんとともに毎日発刊!!(毎日ですよ!?)その内容は、前日にあったことがキレイにまとめ上げられ、集計も取れており、見やすく楽しい内容になっています。これを見れば置いてきぼりになんかなりません!
朝スペースの声がとっても聞きやすく、スペースに来た人ひとりひとりに挨拶をしてくれるので、とっても入りやすいですよ!
あこさん(@12acoaco)…Yahoo地域クリエイターとして活動︎中☺︎本業は週6日のフルタイム事務職で社畜中。副業はWebライター。NFT¨̮♡ #HamCup 公式応援隊 /
クマスカ劇場に終始お付き合いしてくれた方の一人。最高です。くまさんとの連携でさそりを追い詰めるべく22日間いつも絡んでくれました。ありがとうございます。
オズさんとともにハムカップ通信を毎日発刊する厚木市の地域情報発信ライター
きめ細やかな対応と明るい雰囲気はハムカップを支えているのではないかと勝手に思っている
あこさんの活動はこちら↓
クリエイターコラボレーションOG
ひつじさん(@hituji_76)…【TMA Baby】運営★TMA木曜radio22時〜★TMAfanart企画1位★奥様HaL➡︎イラストレーター★ICLα-Standard★TV3.5ETH★オークション最高Bid0.5WETH
怒涛の勢いで勢力を伸ばし続けるひつじさん。ホルダー専用のDiscordも開設し、つよつよメンバーの集合所となっている。ご出産をされた奥様をいつも心配して、育休中に奥様と共に、ありとあらゆる事をこなす超イクメン。
TMAだけにとどまらず、APP、Heavenにおいても活躍の幅は広く、歌もうまい(笑)。
ひつじさんのコレクション【TheMafiaAnimals Baby】はこちらから↓
ミヤコさん(@miyako_1629)…誰かのお気に入りになってもらえる一枚を…Local support Girls /Crypto Wancoデザイナー/TMA構成員
クリプトわんこのメインクリエイターであり、やらかし担当(天然担当はむぎわら師匠との事)
個人のコレクションであるLocal Support Girlsを独自展開しており、そちらには公式サポーターとして、Heavenコミュニティマネージャーでもあるささ(@sasaltb_blog)さんが付いている。
自身のオークション販売や、さささんのNatureGirlsを販売するときはスペース登壇もするが、そこで繰り広げられる天然ぶりやらかしには思わず聞いてて笑えてしまう。おかげで電車でスペースが聞けない。超癒し系だと僕は勝手に思っている。いじるとすごく面白い。
Local Support Girlsのブログはこちらから↓
@yamadasandayo1さんが書いてくれたブログです
DAO Heavenのみなさん
DAO Heaven Founder (@00daoheaven)| プロジェクトの目的『貧困・病気・災害などで困っている子どもたちを助ける(寄付)』 | 【ICL会員】
ハムカップのハムンダーが現れたときにスカーレット坊やが召喚する。Heavenのファウンダー。てっきり対談して撤退させてくれると思いきや、見事に裏切り、スカーレット坊やの後ろをついて逃げるだけというおもしろ展開を繰り広げた。DAOHeavenのDiscord参加はこちらから↓
とまとぅーさん(@tomatuuu11)…CNPR一期生/CNPRサポーター/CNPPパッパラーNEWSの人/モンキーズ弓矢隊SilverArrow2022/DAO Heavenとまとぅー王国KING/スタエフ初めました!
我会说一点中文,如果有喜欢NFT的中国朋友和我交流吧~
Heavenにおけるとまとぅー王国のキング。スカーレット坊やがピンチのときにさっそうと現れて、防壁フィールドを貼り、スカーレット坊やを救った。そんなイケメンキングのスタエフはこちら(スマートフォンでアクセス)↓
すずちぃさん(@suzuchii)…イラストれーた。すずちい@守護神 イラストご依頼はココナラ (プラチナ)
クマファミリーとしてスカーレット坊やとはNFTを始める前からのツイッターでの知り合い。クマさんや僕がDAO活してるのをみて、かまさんとほぼ同時期にHeavenに加入。そのイラストの腕前を、コミュマネであるさささんに認められ、さささんのプロジェクトである「NatureGirl」のメインクリエイターとして大抜擢される。劇場内ではさそりが呼ぶと裏切り、クマが呼ぶと加勢するという分かりやすいクマの味方。おのれ。 NaturGirlへのリンクはこちら↓
かまさん(@kamasanchi)…独自のコレクション「SENGOKU-BEAST」を展開中。ツイッターのヘッダーがカッコいい!ハードな会社員を知つつも、サイト運営・ブログ・NFTなど活動の幅が広い(いつ寝てるんだ?) グーグルアドセンスに1記事だけで1発通過させるツワモノ。劇場内においては多彩な罠でスカーレット坊やを追い詰める。巨大迷路は敵味方問わず迷走させるなど、自爆要素を過分に含んでいる。 戦国ビーストへのリンクはこちら↓
クマスカ劇場~全編公開~
DAOHeaven クマスカ劇場「プロローグ」
2023年元旦 さそり(スカーレット坊や)はお正月絵お満喫していた。 「はぁ、良いお正月だな、去年と変わらずNFT活動を続けていきたいなぁ。
そうだ、NFT活動が上手くいくように、各国の神様にお参りしに行こう」 どうやらさそりくん、Heaven各国にある神殿に初詣に行くことを決めたようです。これがまさか、あんな事になるなんて…。
そんな事しらないさそりくんはHeaven中央広場にある飛行場に向かいました。
まずは「火の国」へ向かうようです
【同刻】 一方でその頃 くま…
『カッ!!』 一本の矢文がくまのアトリエに・・・ クマ公、君に描いてほしいものがある。それはサソリだ・・・・
「なんじゃこれ? 元旦から仕事の依頼か?? さそり・・・さそり・・・・? 報酬あるんかな?
「ゲッ、報酬ヤバ!!! うへへへへへ・・・・(キラーーン)」
「とはいったものの、どうするかなぁ、図鑑でも買って・・・ん?」
カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ・・・・ 中央広場に向かうさそりくんが歩いていたようです
「スカさん、スカさん?」
「やぁくまさん、おでかけ?」
「うん、でももういいの」
「え?」 「ちょっとしっぽを貸してくれないかな?」
「えっ・・・・イヤ・・・・だけど・・・?」
「貸してくれええええええ」
「ひいいいいいいい!!!」
DAOHeaven クマスカ劇場「火の国」編
火の国のメイン移動手段「気球」で火の国へ、やってきたさそりくん
「あ、暑い・・・・風が強い・・・・飛びそう・・・・」
「一体くまさんはなんだったんだ・・・? しっぽ貸してくれって、トカゲじゃあるまいし・・・」
火の国は気温が非常に高く、乾燥地で風が強い。それは時に熱風と化すこともあるが、この国に住んでいる人々はそれをうまく利用する。 その熱風を更に凝縮して鉄を溶かすまでの高温へ昇華する。
その技術で武器の製造や、インゴッド生成、鋳造技術が特に発達している。
「うーーん、神様に会いに行くのに手ぶらは失礼だな、といっても、武具もな~、なにか食べ物ないかな?」
「おい!そこ行く赤いの! 美味いもん入ってるぞ!どうや!持っていかんか!」
「え・・・おぉ!これは!」
暑さに耐性のある食べ物も、鍛冶と同様にオススメのようだ
「えーと・・・トマト、キュウリ、大豆・・・・」
「この辺の新鮮な野菜と、あとはこの国の象徴であるルビーをお供えしよう!」
お供物を購入していざ神殿に向かおうとしたその時、売店のおやっさんが再び声をかけてきた
「そういえば、スカ坊を探してる人?クマ?も近くまで来てたぜ? なんか様子が変だったけど。」
「え・・・・・・・(汗)」
お供えも手に入れたサソリくんは、嫌な予感に襲われつつも、溶岩を超え、砂漠をわたり、火の神殿へと向かっています。 そしていよいよ神殿近くの砂漠まで来た時・・・さそりくんは背後に嫌な気配を感じた。
・・・・ゆらり・・・・・
「!? くっくまさ・・・!?」
「さそりくーーん!ちょっとしっぽを貸してくれないかな?」
「いや、だから僕はとかげじゃないかr・・・!!」
「貸してくれええええええ」
「ひいいいいいいい!!!」
「とっ、とまとぅーーーさーーーん!!たすけてーー!!」
ゴオオオオオオオオオッ!! 砂塵とともに現れた、全身をトマトの鎧に身を包んだキング!
「安心しろ、私が来た」
そう言って右手をかざした瞬間に、スカーレット坊やの目の前に防壁が展開された。
「くっ・・・コレじゃ追えない!」
オズ・あこ・クマをはじめ追跡舞台の足は完全に止まった!!
「キングとまとぅー!ありが・・・あっ、流砂がっ・・・あーーーーーーれーーーーーー!!!」
おや? どうやらさそりくん、せっかく助かったのに流砂に飲み込まれてしまったようですよ・・・・
「ふぅ~~なんとか戻ってこれた・・・・おっ、ここは神殿の近くだ、ラッキー」
【火の神殿】
祭壇にお供えをおいたさそりくんは早速お参りします。
「火の神様・女神様、あけましておめでとうございます、今年もHeavenの活動がうまくいきますように、どうかお力添えを・・・」
ーーーゴオオオォオォォォオォオオ!!ーーー 凄まじい炎幕とともに降誕された、鮮烈な赤髪が印象的な火の国の、神様・女神様が姿を現した。
「スカ坊よ、良い心がけだな、その願いは我らも同じだ、ともに叶えていこう」
「そういえば、あなたを探して同じようにここに来た人?がいたわよね、確か」
「ん?おお、なんかボロボロだった気がするけど」
(ボロボロ?) ーーーバッ!!!
「!?」
「見つけたぞ~~さそり~~~」
オズ・あことともに現れたボロボロのクマ。
「うっ・・・ってボロボロ!?」
「ちょっとスライムと出会った」
「は?」
「うるさーーーい、まてーーー!!!」
「ひいいいいいい!!」
DAOHeaven クマスカ劇場「水の国」編
水の国のメイン移動手段「船」で水の国へやってきたさそりくん。
「気温は普通だけど、ちょっとジメジメするなぁ、雨も多いみたいだからしょうがないよね」
「それにしても、クマから逃げるのにまさか船まで使うことになるとは・・・」
水の国は気温は至って快適なのだが、水の国の名の通り、湿度が高い。その為、その度数によっては不快に感じる人もいるようだ。反面きれいな水にも恵まれているため、美しく育つ花が多いことから、植物産業、また、医療も4国の中では随一の発展を遂げている。
水の都と呼ばれる都市においては、船による交易も盛んに行われており商業都市としても、盛況なようだ。火の国には職人が多かったが、こちらは商人が多く存在しているようだ。
「うーーん、神様、女神様には何をお持ちしようか、ここはきれいなお花と宝石を持っていこうかな?」
「女神様に献上する花を探しているの?、この花束はどうかしら?」
「え・・・おぉ!これは!」
とっても綺麗な花束が、美しい宝石サファイアやアクアマリンで装飾されて非常に神々しい。
「よし決めた!この花束を献上するぞ!」
お供物を購入していざ神殿に向かおうとしたその時、売店の娘さんが再び声をかけてきた 。
「そういえば、あなたをを探してる人?クマ?も近くでみたわよ? なんか様子が変だったけど。」
「・・・・・・・(汗) なん・・・・だと・・・・」
お供えも手に入れたサソリくんは、嫌な予感に襲われつつも、滝や川の流れに癒やされつつも、水の神殿へと向かいます そしていよいよ神殿近くの湖まで来た時・・・
さそりくんは眼の前の湖から嫌な気配を感じた。
・・・・ボコボコボコボコ・・・・・
「!? くっくま・・・!?」
「さーーそーーりーーくーーん!ちょっと甲殻を貸してくれないかな? 」
「ぼくに死ねと・・・!!」
「貸してくれええええええ」
「ひいいいいいいい!!!」
三人がスカーレット坊やを追いかける。そしてさらに・・・・
「ほんてぃさん!??」
ハムカップのハムンダーまでもが追跡に参加していた。これはまずい、あれはヤバい。なんでか知らないけどそんな気がする! スカーレット坊やはすぐに召喚する、「サトウさん!!助けてください!!」
ファウンダーにはファウンダーでしょう、コレで対談とかさせれば、ほんてぃさんはなんとかなるはず!
「スカさん!お任せください」
おおーーさすがファウンダー、頼りになる!!
「一緒に逃げましょう!僕はスカさんの後ろをついていきますよ!」
・・・は?
待て待て待て!それ1ミリも役に立ってなーーい!! なにしに来たんだよーーー!!(実話です)
「あっ、渦潮がっ・・・いーーーーーーやーーーーーー!!!」
おや? どうやらさそりくん、今度は渦潮に飲み込まれてしまったようですよ・・・・
「うーん・・・・ここは・・・どこだ・・・?? えーと・・・・?」
「ふぅ~~なんとか戻ってこれた・・・・おっ、ここは神殿の近くだ、ラッキー」
【水の神殿】
祭壇にお供えをおいたさそりくんは早速お参りします
「水の神様・女神様、あけましておめでとうございます、今年もHeavenのみんなの息災に、どうかお力添えを・・・」
ーーーバシャアアアア!!ーーー 清らかな水の中から、女神が降誕された。美しい青い髪が特徴的だ。
「スカ坊よ、良い心がけですね、その願いは我らも同じだ、ともに叶えていこう」
「そんな良い心をお持ちのスカ坊に、お参りの土産を授けましょう」
(あれ?お参りに来たのになにかもらえるのかな??) 水の女神の足元の水面が光を放つ ーーーー
パアアァアァアァァアアアアッ!
「さぁ、受け取ってください」
「クマです」
「!?」
「待ってたぞ~~さそり~~~」
「ちょ・・・なんでこんなところにっ!?」
「うるさーーーい、まてーーー!!!」
「ひいいいいいい!!」
DAOHeaven クマスカ劇場「雷の国」編
雷の国のメイン移動手段「飛行機」で雷の国へ、やってきたさそりくん 。
「気温は普通だけど、ずっと雷がなってる、騒がしくないのかな~?」
「それにしても、なんでしっぽがほしいんだ・・・」
雷の国は気温は至って快適なのだが、雷の国の名の通り、雷が非常に多い。この国はとても芸術性に秀でていて、最先端技術を駆使したギャラリーなどが多く存在する。 特産品のコーヒーも他国に比べてダントツに種類が多く、そのせいか、スイーツやお菓子の開発も盛んに行われている。
世界の各地にはカフェが存在し、4国の中では唯一コーヒーを貿易の材料としている。 雷の都と呼ばれる都市においては、占いが大流行しており、盛況なようだ。こちらはカフェと占星術師が多く存在しているようだ。
「うーーん、神様には何をお持ちしようか、美味しい紅茶とお菓子で決定だな!」
「女神様に献上するスイーツ?、こちらのチーズケーキなんてどうかしら?」
「え・・・おぉ!これは!」
とっても美しく象られたチーズケーキが、アメジストの入れ物に包まれて神々しさすら放っている。
「よし決めた!この紅茶とチーズケーキを献上するぞ!」
お供物を購入していざ神殿に向かおうとしたその時、売店の娘さんが再び声をかけてきた
「そういえば、あなたをを探してる人?クマ?も近くでみたわよ? なんか様子が変だったけど。」
「・・・・・・・(汗) なん・・・・だと・・・・」
お供えも手に入れたサソリくんは、嫌な予感に襲われつつも、雷を避けながら、雷の神殿へと向かいます
そしていよいよ神殿近くの草原まで来た時・・・さそりくんは眼の前の茂みに嫌な気配を感じた。
・・・・ガサガサガサガサッ・・・・・
「!? くっくま・・・!?」
「さーーそーーりーーくーーん!ちょっとハサミを貸してくれないかな?」
「ぼくに死ねと・・・!!」
「貸してくれええええええ」
「ひいいいいいいい!!!」
・・・・なんだ?この建物・・・?
巨大な迷路がスカーレット坊やの目の前に現れた
どうやらかまさんが仕掛けた罠のようだ。当然のようにハマるさそり。ヤバい。追手が迫ってくる!!
「どこだここ!?」
「また同じ場所に出たぞ」
「右って行き止まりだっけ?」
オズ・あこ・クマが揃って迷走しているようだ。
「なにやってんだ??」
「兄弟、こっちだ、こっちに抜け道があるぜ」
「おおー、兄貴!助かったよ、クマたちは置いてさっさと行くぜ・・・あっ、落雷がっ・・・いーーーーーーやーーーーーー!!!」
おや? どうやらさそりくん、今度は落雷に打たれてしまったようですよ・・・・
【雷の神殿】
祭壇にお供えをおいたさそりくんは早速お参りします。
「雷の神様・女神様、あけましておめでとうございます、今年もHeavenのみんなの目標に、どうかお力添えを・・・」
ーーーバチバチバチバチッ!!ーーー 激しい雷から、女神様が降誕された。美しい金髪が特徴的だ。
「スカさーん、良い心がけですね、その願いは我らも同じだ、ともに叶えていこう」
「そんな良い心をお持ちのスカ坊に、私の歌を授けましょう、おつへぶ~ん♫、おつへぶ~ん♫」
(あれ?何処かで聞いたような気が・・・??) 神殿から出ていくときにさそりくんは嫌な予感に襲われた。 「!?」
「見つけたぞ~~さそり~~~」
またしても現れました、ボロボロのクマ 。
「ちょ・・・またスライムにっ!?」
「ぶちスライムにやられた・・・」
(それ、スライムより弱いんじゃないのかッ・・・!?)
「スライムより弱いやつにそのザマ!?」
「うるさい!!待てええ~~~ハサミよこせ~~~!!!」
「ひいいいいいい、元気じゃないか~~~!!」
DAOHeaven クマスカ劇場「風の国」編
雷の国のメイン移動手段「飛空艇」で雷の国へ、やってきたさそりくん
「さすが風の国~~ かっ風が強い・・・飛ばされる~~」
「うーんクマさんがしつこい・・・身ぐるみ剥がされてしまうよ」
風の国も気温は至って快適なのだが、風が非常に強く。高山と平野で構成されている場所が多い。
この国は緑色の宝石が多く存在するエメラルド、翡翠などだ、シルフ、風の精霊、グリフォン、ロック、なども生息しているらしい。
特産品は羊肉、チーズ、羊毛、そのため、ワインなどのお酒も多数販売されている。
風の都と呼ばれる都市においては、強風においてもみんな楽しく生活しているようで大変明るい印象を受ける。
「うーーん、神様には何をお持ちしようか、やはりラム肉と赤ワインで決定だな!」
「神様に献上する食べ物ね?、こちらのなんてどうかしら?」
「え・・・おぉ!これは!」
とっても芳醇な香りのするワインに上等なラム肉が、翡翠の入れ物に包まれて神々しさすら放っている。
「よし決めた!このワインに上等なラム肉を献上するぞ!」
お供物を購入していざ神殿に向かおうとしたその時、売店の兄さんが再び声をかけてきた
「そういえば、おまえをを探してる人?クマ?も見たぞ? 変だったけど。」
「変なのはもういい・・・・・・・(汗) なんでここにもいるんだ!?」
お供えも手に入れたサソリくんは、嫌な予感に襲われつつも、風の神殿へと向かいます
そしていよいよ神殿近くの平野まで来た時・・・さそりくんは嫌な気配を感じた。
・・・・ガサガサガサガサッ・・・・・
「!? くっくま・・・!?」
「さーーそーーりーーくーーん!ちょっと毒を貸してくれないかな?
「何を言って・・・!!」
「貸してくれええええええ」
「ひいいいいいいい!!!」
「あっ、竜巻がっ・・・あーーーーーーれーーーーーー!!!」
おや? どうやらさそりくん、今度は竜巻に飛ばされてしまいましたよ
「ふぅ~~なんとか戻ってこれた・・・・おっ、ここは神殿の近くだ、ラッキー」
【風の神殿】
祭壇にお供えをおいたさそりくんは早速お参りします
「風の神様・女神様、あけましておめでとうございます、今年もHeavenのみんなに、どうか幸運を・・・」
ーーービュウウウウウウ!!ーーー
「このような高地にカニとは、珍しいね」
風の中から、風の神様が姿を現した
「いや・・・ボク蟹じゃないんですけど」
「蟹じゃないならエビかな?」
「違うっつーの・・・!!」
そんなやり取りをしていたら、サソリを呼ぶ声がきこえてきた
「さそり~~~どこ~~?」
「あ、クマ」
「知り合いかい?じゃあ飛ばしてあげよう」
「え?飛ばすって?」
ーーーぽいっ
「ああああああああああああああああああああああ」
「くまさんどいてえええええええ!!!」
「ん??」
ドッカーーン!!!!
「見つけたぞ~~さそり~~~なんで降ってくるんだ~~!!」
またしても現れました、クマ
「ひいいいいいい、ぼくのせいじゃないよ~~~!!」
DAOHeaven クマスカ劇場「???の国」編
サソリを追ってきたクマは道に迷っていた。
正確には、知らいないうちに、迷いこんでいた。
「ここどこだろう? サソリを追っかけてたはずなんだけどな・・・」
「こんな場所Heavenにあったっけ・・・?」
「ん??」 森に入ったクマがふと前を見ると・・・
「とまと・・・?」 何やらとまとがこちらをじっと見ている。
「うん・・・? あ、あれ?」 見ていると思ったとまとは、次の瞬間もう消えていた。
クマの目の前が強い光で覆われる、
そしてーーー
「わが名ゴッドとまとぅー、いつの日か汝らの前に現れて、楽しいことをしまくるのじゃ・・・」
光が収まった時。クマは風の国の宿屋で目を覚ました。
「一体今のは、なんだったんだろう? 私が迷い込んだあの場所は、どこかに・・・・??」
ちょっと不思議な体験をしたクマさんでした。
DAOHeaven クマスカ劇場「フィナーレ」
ドンドンドン!!!
「クマ!!ついに、ついにさそりを追い詰めたぞ~~~!」
友人の叫び声にクマは急いで宿屋を出た、そこでクマが見たものは・・・・
鍋。
クマにはこの鍋に見覚えが合った。 これはさそりと出会ったときにクマが食べられそうになったときに使われた鍋だった。 思えば2ヶ月前は熊鍋だのさそり鍋だの、しりとりからの出会いに始まって、そんなことでツイッターの中でキャーキャー遊んでいた事もあった。
クマは目頭が熱くなるのを覚えて、その鍋をそっと手に取りーーーーー ニヤリと微笑んで鍋の蓋をずらした
「さそり、取ったり~~~~~!!!!」
「ぬあっバレた!!!」
「思い出深い場所に入って気を逸らそうなんて10年早いわ!」
クマはさそりをガッチリとホールドした!
「うーん、やっと捕まえたけど1匹か・・・・スカさん、友達とかいないの?」
「くっ・・・この鬼畜クマ・・!!いないよ! いても教えるもんか!!」
さそりはもう逃げられない、その時!!
「そこまでだクマ!! ブラザーは返してもらうぜ!!」
青・黄緑・水色・グレー・黄・紫 並びたるさそりの兄弟たちが、さそりを救いにやってきた!!
「ブラザーズ!なんでここに!」
「兄弟が極悪グマに追われてると聞いて助けに来たんだ!今助けるからな!」
クマはさそりに言う。
「ほーう?スカさん、い~いお友達をお持ちで・・・色とりどりじゃないですかぁ~」
ーーークマの目はもはや獲物を捉えた目つきに変わっていた
「ブラザーズ!逃げ・・・!!!」
ヒュバッ!! ザザザッ! ピシューーーーン・・・・!!!
「さーーーて、これだけあればっ・・・・!」
ババババババババババババババババババババババッ!!! ドーーーーーーン!!!
クマスカ劇場 ~FIN~
皆様 長い間、クマスカ劇場にお付き合いいただき、ありがとうございました。
クマスカ劇場の漫画を書いてくれた「クマ」さん
DAOHeavenのメインクリエイターの一人。この記事内の漫画はすべてクマさんの制作です。著作編はくまさんにあります。
絵師。DAOHeaven天画作成担当。画力の高さもさることながら、非常に細やかな気配りと相手の立場に立って話をしてくれるとっても優しいクマさん。
Heaven derivative collection(HeavenのメインNFTから派生したもの)を含む「クマ・ファミリー」は完売中。
公式広報はスカーレット坊や@scarlett_bouya
猫とチョコレートが好き。コーヒーは中毒級。絵のご依頼はDMで。